―グラビスに入社するまでの四田さんのご経歴を教えてください。

 大手シンクタンクにて金融系システム開発・運用に従事後、外資系コンサルティングファーム、大手監査法人にて公共公益機関を中心に、ICTコンサルティング、CIO補佐業務などに従事してきました。

―入社されてからは、どのような業務をされていますか?

 2018年8月より現職、20203月に札幌本社事務所長に就任しました。20234月には、社会問題に対する政策提言や事業企画、社会的テーマに一層対応できるコンサルティングサービスの実現を目的としたパブリック・アフェアーズ事業部を立ち上げ、事業部長に就任しています。

―実際に働いてみてのグラビスの印象は?

 公共領域での政策提言や行政組織でのIT利活用による生産性向上支援を通じて、さまざまな社会問題の解決することを、真剣に、真っすぐに取り組んでいる会社です。規模だけを追い求めることなく、コンサルティングを通じてクライアントや社会に対しての価値・成果をしっかり提供できるよう、何よりも質を重視しています。



 組織は風通しが良く、経営マネジメント層と直接意見交換もでき、社内コミュニケーションが充実するよう、さまざまな取り組みを実施しています。所属・役職に応じた画一的役割分担・分業に偏重することなく、自らがチャレンジしたいことの実現にメンバー、チーム、会社が応援してくれます。



 メンバーは、コンサルタント、システムエンジニア、行政機関の職員など、さまざまバックグラウンドを持ち、社会問題の解決という共通の目的に対して、それぞれの強みと思いを持って活動し、またそれぞれの強みと思いを尊重しあうことができる、「いいやつ、できるやつ」比率が高い会社です。

―四田さんが事務所長として牽引されている「札幌事務所」を今後どのように発 展させていきたいですか?

 北海道は日本の国土の20%を超える広大な土地、札幌市や道央圏を中心とした経済活動があり、農林水産業も盛んで、自然・食・文化など魅力あふれる地域です。一方で、人口減少、全国の中でも高い高齢化率、経済活動の域内格差、エネルギー自給率の低さや農林水産業の就業者・収入の減少・後継者不足など、さまざまな地域の問題・課題もあります。



 北海道・札幌という地域がより魅力的に成長していくために、これらさまざまな問題・課題の解決にチャレンジしていくこと、そのために地方公共団体はもちろん、公共性の高い民間企業や団体とも一緒に仕事をしていく拠点として発展させていきたいと考えています。そして、その活動を通じて、地域No.1のコンサルティングファームになると共に、札幌事務所で働くメンバーが日々成長を実感でき、仕事を明るく楽しく前向きに取り組める職場にしていくことを目指しています。


―2023年4月には、パブリック・アフェアーズ事業部を立ち上げ、事業部長に就任されました。この背景や思いを教えて下さい。

 日本社会の問題・課題は複雑かつ刻々と変化しています。これら社会的テーマに直接対応できるコンサルティングサービスの提供を通して、日本社会の発展に、最前列で貢献したい、そんな思いからこのパブリック・アフェアーズ事業部を立ち上げました。本事業部のコンサルティングサービスは、官公庁や公共性の高い企業・団体などに対して、政策提言(事業企画)、リサーチ(R&D)、アライアンスという主に3つのサービス展開を目指しています。

―どのような人と一緒に働きたいですか?

 このような方を求めています。



 ●チャレンジしたい仕事があり、それをグラビス・アーキテクツで実現したい人
 ●自分のチャレンジ・成長に真摯に取り組める人
 ●仲間・組織のチャレンジ・成長に貢献できる人
 ●当事者意識をもって、最後までやり抜くことができる人
 ●仕事を楽しめる人



 また、歓迎する要件は、公共領域での業務経験やシステム開発やコンサルティング経験がある方、政策提言や事業企画、調査業務の経験がある方です。

グラビス創業の地・北海道がより魅力的になるための問題・課題の解決に尽力していきたいです。

―グラビスは東京・札幌・大阪・福岡と、4つの拠点があります。札幌事務所の 特徴は?

 事務所がある札幌市は、グラビス創業の地でもあります。他の事務所と同様に地方公共団体との仕事を中心としていますが、公共性の高い民間企業や団体との仕事がおおよそ半分を占めるところが特徴です。メンバーはコンサルタント、システムエンジニア、行政機関の職員などとバックグラウンドもさまざまで、IT経験がないメンバーもいます。


 メンバーそれぞれが個性を大事にしつつ、チームで仕事の成果を出すこと、創業の地・札幌、北海道に貢献することに強い思いを持ったメンバーが集まっている、そんな事務所です。


―事務所メンバー間のコミュニケーションで、気をつけていることありますか?

 オンライン・現地にこだわらずメンバーが働きやすい環境を大切にしながら、定期的にコミュニケーションを取れるように工夫をしています。具体的には、札幌事務所の全体会議を毎月1回、プロジェクトの情報共有・相談機会を週に1回、加えて札幌事務所をリードするメンバーでの会議も週に1回実施しています。コミュニケーションを取る機会を定期的に設けることで、メンバー全員が忌憚なく意見を出し合い、その時々のそれぞれの疑問や悩み事を解消しています。

―グラビスへ就職・転職を考える人へのメッセージをお願いします。

 「公共領域での政策提言や行政組織でのIT利活用による生産性向上支援を通じて、さまざまな社会問題の解決を目指す」、これにチャレンジしたい皆さま、ぜひご一緒しましょう。

コンサルティングを通じての価値や成果を提供できるよう、何よりも質を重視しています。