―グラビスに入社するまでの山田さんのご経歴を教えてください。

 大学卒業後、外資系大手IT企業にてキャリアをスタートさせました。主に官公庁システムの要件定義・設計・開発・運用・保守業務に従事し、システムエンジニア、プロジェクトマネージャとして多数のプロジェクトを手掛け、難易度の高い大型プロジェクトや、緊急対応案件を成功に導きました。



 2012年、大手コンサルファームに移籍し、公共コンサルティング部門の立ち上げを担い、部門の責任者に就任しました。ITコンサルタントとして官公庁のIT系コンサルティング業務に従事し、エンジニア、プロジェクトマネージャとして培った知見をもとに「実効性の高いコンサルティング」に拘ってきました。

―入社されてからはどのような職務を担われていますか?

 20184月に当社へ入社しました。その後20214月に取締役COOに就任、20224月に、今後の事業拡大を見据えてホールディング経営に移行、ホールディング会社の取締役に就任しています。

グラビスを一言で言うと、「社員同士がお互いを思いやる気持ちの強い会社」

―実際に働いてみてのグラビスの印象は?

 一言で言うと、「社員同士がお互いを思いやる気持ちの強い会社」でしょうか。社員はそれぞれ多忙な日々を過ごしているはずなのですが、自分より困っている人への支援を優先してくれます。


 これは、私が入社した社員10数名程度の当時から現在に至るまで変わっていません。このマインドセットが仕事においても、素晴らしいチームワークを発揮できていることにつながっています。


 また、グラビスは創業13年目のまだまだ発展途上の会社ですので、全社員が会社そのものの育成に参加できます。このことは、大手企業や老舗企業では得られない経験だと思っています。

―グラビスの今後の展望を教えてください。

 少子高齢化や労働人口の減少、諸外国との競争激化などなど、現在の日本を取り巻く環境は厳しさが増す一方です。社員それぞれが積み上げてきたスキルと経験、そして新しい発想や技術との組み合わせにより、よりよい未来の創造を目指し、これまで以上にさまざまな問題に挑戦していきます。

―プライベートでは、長い間ラグビーに関わってこられたと伺っています。ビジネスの現場に生かされていることはありますか?

 高校入学と同時にラグビーを始め、50歳までプレイヤーとして、ラグビースクールの指導員として、ラグビーに関わってきました。



 ラグビーは15人という大人数でチームを構成するスポーツ種目で、それぞれのポジションで要求される能力と、果たすべき役割が異なります。例えば、背の高い人が適したポジション、体重と筋力が必要なポジション、足の速い人が活躍するポジション、キックの上手い人が重要な位置づけとなるポジションなど、それぞれの適性に応じたポジションがあります。体格や運動能力の特徴が異なると、試合運びへの考え方も相反しがちですが、それをキャプテンが一つに束ね、チームが一丸となって勝利を目指すところがラグビーの魅力です。


 さまざまなスキルや経験を持つメンバーによりチームワーキングを遂行する。これはビジネスの現場に、そのまま置き換えることができると考えています。



 ラグビーに関わる全ての人が共有すべき価値観として、ワールドラグビーが「5つのコアバリュー」として示している「品位(INTEGRITY)・情熱(PASSION)・結束(SOLIDARITY)・規律(DISCIPLINE)・尊敬(RESPECT)」という言葉をここで紹介します。詳しい説明は省きますが、それぞれが持つ意味は、ビジネスの現場でも留意すべき大切な言葉だと思います。

―どのような人と一緒に働きたいですか?

 コンサルタント職としての経験の有無は問いません。自分の得意分野や軸となる強みを持った人材を求めています。実際、当社の社員構成は、前職でもコンサルタントだった社員は少数派で、IT企業や官公庁出身者が多数を占めます。



 グラビスは、現在の日本にあふれる諸問題に対し、社員それぞれが持っている強みを生かし、サポーターではなく、自分自身がメインプレイヤーとして、自ら解決に導いていく意思を持った仲間を求めています。

―グラビスへ就職・転職を考える方へのメッセージをお願いします。

 グラビスに仲間入りしたとしたら何をしたいですか?


 今の自分に何ができて、これから何ができるようになって、そのスキルや経験をフル活用して何をしたいですか?


 やりたいことが見つかった人には、それを実行できるよう、グラビスは会社全体でバックアップします。会社の歯車ではなく、主役として活躍したいと思い描いている人は、ぜひグラビスに来てください。歓迎します。

得意分野や軸となる強みを持った人材を求めています。コンサルタント職の経験は問いません。